前日までは嵐のような強風&真夏日が続き、当日の天気予報は傘マークがついていて、天気が心配だった今回の
イベント。
しかし南風が弱い涼しい風に変わり、雨もちょうどイベント終了まで降らずにいてくれました。よかった!
まずは余興(?)の「昔の道具の紹介」から始まりました。
ちば緑耕舎のメンバーが持ち寄った、田んぼの作業が機械化される前の道具類について、説明がありました。
木でできた道具なんて、今ではほとんど使うことはありませんね。初期の発動機もありましたが、男性陣は
年齢に関わらず興味があるようでした。
続いて、田の草の説明。それこそたくさんの種類があります。中には、食用として売り買いされる「セリ」が、田んぼでは
雑草として扱われるなんて話もありました。
次はいよいよ田んぼへ。長靴では歩きづらいということで、みんな裸足で泥の中へ。
ここで草取りをするはずですが、なんと田んぼの中にまだ雑草があまり生えていなくて、結構きれいな状態。
そこで、すくい網と小さな水槽を持って、田んぼの生き物を捕まえて観察することになりました。
よ~~く見てみると、小さい小さいドジョウ、ヤゴ、水グモ、タニシ、アメンボなどがたくさんいました。トンボ、
子どものウシガエル、果てはカメの子や卵まで見つかりました。「結構いるんだね」という声が、あちこちで上がりました。
横の水路に仕掛けた網には、フナやザリガニがいっぱい。その後、生き物図鑑で種類を調べました。
子どもさんたちはみんな生き物が大好きみたい。虫だって、小さくても一生懸命生きてることを知ってもらえたらいいです。
午後からはかかし作り&かかしコンテストが行われました。
ひと家族にひとつ、十字に縛った竹が配られ、いろんな顔のかかしができました!
人気投票を行い、上位3位の人には賞品が渡されました。
続いて、田んぼの土の、生き物調査です。
田んぼの環境を良くしてくれる、イトミミズやユスリカの幼虫などがどのくらいいるのか、種類と数を調べました。
最後に、バケツ稲が配られました。バケツに植わった、たったひと株の稲とはいえ、世話は結構大変です。
水の管理や、穂が出たらスズメに食べられないようにしなければなりません。注意点など説明があり、解散となりました。
秋にはお家で収穫できるよう、楽しみにして育ててくださいね。