2013年の緑耕舎だよりです。
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  栄町産業まつりと台風   2013年10月16日
ちば緑耕舎の地元、印旛郡栄町で12日に行われた産業まつりに参加しました!
前日からお米をといで用意しておき、当日は朝5時から炊飯。6時からおにぎり作りがスタートしました。
まつりのコンセプト「始終ご縁がありますように」にちなんで、1個45円(2個入90円)での販売です。
新米コシヒカリのシンプルな塩おにぎりと、黒ゴマのおにぎり、たくあん付きです。
その日の天気は、10月なのに暑くて、まるで9月の初旬頃のようでした。それでも、一度お買い上げのお客様が
「おいしかったからまた買いに来た」と来てくださったりして(しかも何人も)、とても嬉しく、頑張って作ったかいがありました。
・・・と、この記事を書いた16日。
「関東を通過する台風としては、10年に1度の威力」と言われた台風が来ました!
15日の夜から16日の午前にかけて、大量の雨が降りました。こんなに降ったのはほんとに久しぶりです。
利根川沿いは低い土地が多く、田んぼや畑のみならず、そこを通る道路や建物、幹線道路も、多くのところで冠水しました。
緑耕舎のメンバーのひとりは、ビニールハウスが水没してしまったとか。
大きな爪痕を残した今回の台風、明日もあちこちで後片付けや復旧に追われそうです。
(事務所と、すぐ下の交流田は大丈夫でした!)
  魚道を設置しました
海保さんの田んぼの周辺で、昔のように魚たちが田んぼへ上がれるように、コンクリートで固められた水路に、魚道が設置されました。
ドジョウが上がってきているのが見られました!
施工:農林水産省 関東農政局 印旛沼二期農業水利事務所
ホームページ:
印旛沼二期農業水利事業所
  黒大豆で味噌作り   2013年1月26日
ちば緑耕舎のメンバーのYさんは、お米だけでなく黒大豆の生産もしています。
12月末まで、吹きすさぶからっ風の中、今回もたくさん収穫をしました。
コロコロと小さい粒の黒豆も、野菜と同じく、粒が割れていないかとか、大きさによってランク付けされ、価格が変わります。
もちろん、できるだけ丁寧に作業するものの、やはり割れたり規格外だったりという粒が、結構できてしまいます。
そういうものの話をしたところ、味噌の作り方を知っているよ、という方が!
では、教わりながら作ってみようかということになり、この日、会社のメンバーが集まって味噌作りを行いました。今回は出来上がりで約330㎏。
手順を振り返ってみると・・・
(写真 左)
まず、前日からひと晩、たっぷりの水に浸して戻しておいた豆を、柔らかくなるまで煮ます。
お湯でゆでると数時間かかりますが、圧力鍋だと早いです。
(写真 右)
その間、麹の用意をします。今回は生麹でなく乾燥麹を使いました。
酒をふり、塩をまんべんなく混ぜ合わせます。
(写真 左)
柔らかくなった豆をかき混ぜながら人肌程度に冷まし(60度以上はダメ)、用意した麹をよく混ぜ合わせます。
(写真 右)
混ざったら、機械にかけてミンチにします。
(写真 左)
ミンチを、ソフトボール大のだんご状に丸めます。
(写真 右)
丸めたものを、樽容器に叩きつけるように入れていき(できるだけ空気を入れないため)、隙間なくギュッギュッと詰める。
今回はひと樽3㎏入りにしました。
(写真 左)
表面に塩をふり、隙間なくピッチリとラップを敷きます。
(写真 右)
厚手のキッチンタオルを敷き(後で水が上がってくるので、吸わせるため)、中蓋を置きます。
(写真 左)
重石代わりに1㎏の塩を入れた袋を置きます。
(写真 右)
外蓋をしてさらに紙をかぶせ、紐で縛りました。
・・・と、こんな流れでした。
この後は、なるべく涼しくて暗い場所に保管。梅雨明けの6~7月くらいに「天地返し」をするとのこと。
これは、発酵のムラが起きるので、一度上下を返す(混ぜる)ことだそうです。また、悪いカビを取り除いたりもします。
夏の暑さで発酵が進むので、夏を越えて秋になってから開けるほうが、おいしい味噌になっているそうです。
私もひとついただいて帰りました。今、台所の床下に眠っています。次に開けるときはドキドキです!おいしくなるといいな~♪