本日、パルシステム千葉の組合員さんが参加して、田植えイベントが行われました。
ちば緑耕舎は4月に引越したので、田植えの場所も新しい事務所のすぐ下のところになりました。
昨年は小雨が降る中での開催でしたが、今年は天気に恵まれて、青空の下で気持ちよく行うことができました!
まず、パルシステム担当者さんから説明があった後、「ミニ・昔の道具展」が開催(?)されました。60~70年ほども前、
人力で全てをやっていたころに登場し、大いに重宝された草取り器や、初めての動力など、今ではほとんど目にすることも
なくなったものを展示・説明したのですが、初めて見る道具類に、子どもたちは興味しんしんの様子。
どんどん触って動かしていました。昔は普通に家にあったので、子どもたちも自然にお手伝いしたのでしょうね。
さて、いよいよ支度をして、田んぼに下りていきました。
田んぼの中に目印の線を引いておいたので、それに沿って植えていきます。ちょっと曲がっても気にしないで
どんどん植えていって、あっという間に終わってしまった感じでした。
その間にも「カエル見つけた!」「タニシがいた!」という声があちこちで上がっていました。中には、3センチくらいの
小さ~いカメの赤ちゃんを見つけた人がいましたよ!かわいくて、大人気でした。
「捕まえたから持って帰りたい!」という子どもたち。けど、パルシステムの担当者さんから「殿様ガエルも生きている。
ミミズなどのえさをちゃんと取ってきて、育てられるかな。」と言われると、みんなよく考えているようでした。
泥だらけになって田植えが終わると、泥を落として昼食です。おにぎり、たけのこごはん、煮物、豚汁、カクテキ、フルーツなど、
皆さんたくさん食べられたようです。
午後からは、生き物観察です。二手に別れ、ひとつのグループは周辺の田んぼや水路を歩き、どんな生き物がいるか探しました。
もうひとつのグループは、慣行田・減農薬減化学肥料栽培の田・JAS企画有機栽培の田の、3種類の田の泥に中に、イトミミズや
ユスリカ、ミジンコなどの大切な生き物がどれぐらいいるか調べました。
これらの生き物が多いのは、田んぼの環境が豊かな証拠。みんな目を皿のようにして探し、数を数えていきました。集計が出るのは
後日ですが、結果が楽しみですね。
最後に、参加者ひと家族につき1個ずつ、バケツ苗が配られました。
バケツの中には小さい苗が植えられていますが、これからぐんぐん伸びて花が咲き、実をつけるまでしっかりお世話しなくては
なりません!気温や、虫や、実がなればスズメなんかにも注意です。秋には笑顔で収穫したいですね。
皆さんが植えた交流田、私たちもしっかり管理をして、秋にはたくさん収穫が得られるように頑張ります!